秋のギャザリング(寄せ植え) ハンギングバスケット
季節ごとに旬を迎える様々なお花達がありますが、秋は春と並び豊かなお花達に出会える魅力的な時期であり、ギャザリング(寄せ植え)には素敵な季節です。
今回もギャザリング(寄せ植え)を楽しみましたので、その作品の紹介とギャザリング(寄せ植え)に関するお話をさせていただきます。
ところで今回はハンギングバスケット(ウォールバスケット)という手法で作品を作成しましたので、どうぞお楽しみください。
ギャザリング(寄せ植え)のハンギングバスケットの意味
ハンギングバスケットとはハンギングという言葉通り、植えた植物達を吊り下げたり、壁にかけたりすることができる鉢や籠をを指します。
地面に置くプランターとは異なり縦の空間を彩ることが可能で、より創造の範囲が広がる特徴があるものです。
また庭がなかったり、庭のスペースが限られている場合でもギャザリング(寄せ植え)を楽しめる点で、魅力的なガーデニングの一分野と言えます。
ハンギングバスケットには吊り下げるタイプと壁にかけるタイプがあり、それぞれ魅力があるため是非お楽しみください。
ハンギングバスケットのコツ
ハンギングバスケットは吊り下げたり壁に掛けたりする特性上、できるだけ総重量を軽く仕上げたいものですが、軽量化するにおすすめしたいコツがあります。
そのコツとはハンギングバスケットを作成する際に使用する土の半分をベラボンで構成することです。
ところでこのベラボンとはヤシの実を特殊加工して作られた園芸資材で、吸水性、排水性、通気性に優れ、植物の植え込み材や土壌改良材として広く使用されています。
また軽量であることは勿論、あく抜き加工が施されており清潔で虫がわきにくいため、室内でも清潔に使用が可能である点も嬉しいですね。
今回のハンギングバスケット作品
今回は赤色やピンク色をベースとしたお花達に手伝ってもらい、とても華やかで可愛らしい作品が完成しました。
使用したお花達を紹介します。
①ジニア八重
②ガーデンマム
③キャットテール
➃プリムローズジャスミン
⑤オレガノ
⑥ジニア
今回のハンギングバスケットのコツ
今回のギャザリング(寄せ植え)のハンギングバスケット作品を作成するにあたってのコツをいくつか紹介したいと思います。
まずジニアですが、下の方にある葉や大き目の葉を間引くことにより、他のお花達と寄せ植えをしても密になることを防ぎます。
密になり過ぎることを避けることで空間を保つことができ、その結果適度な空間が保つことができ成長が促進され、次々と花を咲かしてくれます。
また猫のしっぽのようにフサフサの花が咲く特徴を持つキャットテールは、くれぐれも土の付いた手で触らないように気を付けます。
キャットテールの花を土の付いた手で触ってしまうと、黒ずんでしまうので注意が必要です。
まとめ
例年と比較して随分と暑い夏でしたが、やっと少しばかりとはいえ秋の気配を感じられるようなりつつあるようで、ガーデニング作業もはかどりそうですね。
花市場に出向くと陳列されたお花達も秋を感じさせる種類に気が付き、何やら嬉しくほっこりした気分になります。
ギャザリング(寄せ植え)のハンギングバスケットは、限られたスペースでも楽しめる空間を創出できる画期的で、おしゃれなガーデニングです。
これからもさまざまなお話を紹介したいと思いますので、どうぞギャザリング(寄せ植え)で豊かな時間をお楽しみください。